tegal sari-Duplex Room
tegal sariで最も贅沢なDuplex Room。東西をライスフィールドに囲まれた二階建ての建物で、一階と二階のそれぞれにテラスを持ち、別棟のジャグジーを備えます。上写真は二階東側のテラス。朝日に照らし出される景色を眺め、日中には雲と風、鳥、風で回転して音を立てる鳥除けの仕掛け、鳥を追う農家の人の声、涼しくなる夕方には眼前に圧倒的なドラマが展開し、虫やヤモリの声が響いては消える宵闇もまた素晴らしい。
東側から見た建物の外観。RCの華奢な骨格にレンガの壁、瓦葺の一般的なバリスタイル。住宅に大きなテラスや半屋外の吹き曝しスペースを設けるのは極めて一般的。屋根のある吹き曝しの屋外は、主要な、というよりもむしろ第一番目の快適な活動の場であるのです。
一階東側のテラス。玄関への通路と一体で、そこから数段上がったレベルからライスフィールドを望む。一階にはほかにトイレと洗面所、別棟のジャグジーがありますが、この吹き曝しスペースが一階のすべてと言っても過言ではありません。二階のテラスと見える景色は同じなのですが、視点の高さの違いやより奥まっていることなどにより、また違った場所になっています。二つの半屋外スペースを気分に応じて選べるということが、他の客室タイプにはない贅沢です。
玄関の小さな扉を開けると正面に二階への階段、左を向くと正面ガラス戸の向うに豪華なジャグジー、手前にはトイレと洗面台。
扉を開けるとすぐ階段（すぐ左は洗面所、トイレ）。狭い回り階段なのですが、くぼみや窓が圧迫感を軽減し色気のある素敵な階段になっています。
トイレに仕切り等が一切ないのは明らかな不備。東側の小さな高窓から差し込む朝日は、なんの工夫もないものでありながらもカメラを構えさせるだけのものがありました。
ライスフィールドを望むジャグジー。ここもまた半屋外のスペースですが、無理なくリラックスした開放的な気分にさせられます。隅の一角にはシャワーブースが設けられています。
二階。蚊屋のヴェールに覆われたゆったりしたベッドと北側には一面の収納と棚、机、西側にはライスフィールドを一望するテラス、東側に外階段からの通路を兼ねた小さなバルコニー。窓にはフィルムが貼られており、日中外側から室内が見えないようになっています。
一日を通して西側は過ごしやすい。食事、コーヒー、休憩、読書、会話、喫煙、仕事に昼寝。晴天雨天、昼夜を問わず、このスペースで多くの時間が流れます。
夜明けのベッドルーム。
朝の寝室。東側の窓、カーテン越しに日が昇り、大きなベッドにかけられた蚊屋のヴェールは黄金色に輝いて覚醒する精神を包み込む。