Pasar Ubud(ウブド市場)
ウブドという街の底力を見せつけらるかのごとき賑わいを見せる深みのある市場。とりわけ早朝は活気があり、所狭しとスペースというスペースには売り物がひしめき、人が行き交い、匂いも色も入り混じる。
↑市場の敷地の外郭をなす建物。基本的にRC造の地下1階、地上2階建て。屋上のかなりの部分には柱と屋根からなる吹き曝しの建物が造られていて、そこでも商売。雑貨や衣料品を扱う店には仕切り壁がありますが、食品等を商うスペースは、他国の例にもれず柱だけの吹き曝し。
市場は時間帯によってまったく異なる表情を見せる。午前中は野菜や果物、様々に利用される植物(バナナの葉など)や花々、惣菜などを売る人々で建物の前面が埋め尽くされ、行商人と地元の買物客でひしめき合う。下写真は同じ場所の午後、比較的静かで雑貨や工芸品の店が目立つ。
建物に囲まれた中庭広場的なスペースから地下へ。午前中は、どこであれスペースのあるところは売場となる。
建物は基本的に柱と屋根(スラブ)だけの吹き曝しで、柱間に陣取って商売を行う。この基本形式は市場の建物の基本のようで、これまでに見て来たほかの市場(他国のものも含めて)でもこの点は共通しています。
観光客ズレした表のあたりとは異なり、地下や薄暗い奥の方は落ち着いた日常の営みという感じ。
食品類が1階、地下1階の大部分を占めているのに対し、衣料品や工芸品などを扱う商店は、1階の道(広場)に面した部分の多くとKに多い。衣料品や工芸品を扱う店は、大抵の場合朝は閉っており、その間、閉じた店の前には野菜や果物、惣菜などを売る人が陣取って店を出す。(ほとんど1階)商
フリーマーケットのような売り方ですが、これがなければはじまらないのがこの市場。店の開店時間にが近づく店フリーマーケットの大部分は仕舞い。かかわって商店の開店準備がはじまります。
↓陸屋根の上に造られた掘建小屋の3階(屋上)。